就活が終わっても、自己分析を続ける効用
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今回のLetterでは、「自己分析の目的と効用」についてお話しします。私は就職活動時代から、社会人になった今でも自己分析を続けています。13年以上続けている活動です。
13年間自己分析を継続している
こんな方におすすめです
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働く意欲が低迷し、元気が出ない方
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自己理解を深くすることで、エネルギーを獲得したい方
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自己分析を始めたが、上手く進まない方
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前向きな気持ちで働きたい方
まず、はじめに結論です。本レターでお伝えしたいことは下記の2点です。
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自己分析を目的ではなく、手段として捉える
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自分が置かれている状況によって、自己分析の目的を設定する
自己分析を目的ではなく、手段として捉えることは重要な視点です。私自身、就職活動を始めた当初、自己分析を目的化してしまい、もやもやしてしまった経験があります。思ったことをいろいろ書き出してみるのですが、何をどのように構造化したらよいのかわかりませんでした。果てしない自分探しの旅になってしまい、「どこまでやってもキリがない。面倒くさいからやりたくない。」という感覚を持っていました。
就職活動はやりたいことを自由に、自分の意志で選択できるはずです。可能性は無限大であるにもかかわらず、やりたことが定まらず、どの業界に行きたいのか、どんな仕事がしたいのか、わからなくなっていました。企業にエントリーすらできませんでした。「自分ってこんなに何がやりたいのかわからないのか・・・」とショックを受けたことを今でも覚えています。
そんな状況を脱して今の自分があります。下記より、状況別の自己分析の目的設定例をお伝えします。①就職活動②社会人生活③キャリア設計の3つの状況を例にします。
①就職活動
一般的に自己分析は、就職活動で内定を獲得するために始められることが多いと思います。自己分析とは、自分のこれまでの経験や思考を整理し、自分の能力や性質、強みや弱み、今後のありたい姿などを理解することであるといわれています。
就職活動における自己分析の目的は、①「志望動機(=会社を選ぶ判断基準)の整理」と②「その志望動機の優先順位付け」があります。自分が大切にしたいことを言葉にし、優先順位をつけることで、行きたい会社を選択することができます。
そうはいっても、まずは内定をもらわない限り、心は落ち着かないと思います。判断基準と優先順位付けができていても、その通りに選べないこともあると思います。
判断基準を抜け漏れなく網羅的に抽出することは難しいため、まずは「自分はこれがあれば納得できる」という判断基準をつくってしまうことです。間違っていてもいいので、言語化し、適宜違いを感じたら修正していくくらいがよいです。
縦に優先順位、横に企業を並べて、意思決定をする
②社会人生活
就職活動時には、判断基準であった志望動機が、入社後は「その会社で働くためのエネルギー」になります。私はやりたいことがあるから選択してこの会社にいる、という気持ちは、働く原動力です。
ひとつ分かり易い事例をご紹介します。
読者のみなさまは、「同期のサクラ」というドラマをご存知でしょうか。大手ゼネコンの新入社員であるサクラが、新卒同期とともに激動の人生を送る物語です。
日テレサイトより引用:https://www.ntv.co.jp/sakura2019/
主人公のサクラは、自分が掲げた夢の実現に向かって、逆境にも負けず、突き進んでいきます。このドラマに繰り返し登場するサクラが語る言葉をご紹介します。
「私には夢があります。故郷と本土を結ぶ橋を架けることです。」
入社前はゼネコンの志望動機だった「故郷と本土を結ぶ橋を架けること」が、入社後には、自分を仕事に向かわせるエネルギーになっています。
このドラマは、まだ視聴したことのない方におすすめです。後半にすごい展開があるので、さらっと触れます。後半は、入社時に掲げていた夢を、自分の置かれている状況に合わせて、再定義し直すシーンがあります。これは次のキャリア設計の話につながります。
③キャリア設計
数年間働いていると、自分のキャリアを検討する時期がきます。
例えば、社内での昇進や希望部署への異動や転職、また結婚や出産などあるかもしれません。家業がある方は、後継者として、家業を引き継ぐこともあるかもしれません。
キャリアを設計する際は、より大局的に自分自身の人生を見直す必要があります。キャリア設計における自己分析の目的は、働く理由から、「何を大切にして生きていきたいのか」という自分の内なる願いを知ることに変化します。
私も仕事に没頭している間は、就職活動時の自己分析結果が有効でした。しかし、会社から飛び出して自ら事業を行うものとなった今は、何を大切に生きていきたいかという問いがより重要になったと感じています。
自分が欲しているものを見つけることは難しい
自らが欲しているものを見つけることは、実は非常に難易度が高いです。受験やスポーツで成果を挙げて、上手に環境に適応している方ほど、自らが何を大切にしているのかを見つけることが難しいように感じます。
なぜなら、受験やスポーツは、基本的に正解を持っている人から学び、それを忠実に実行し、期待以上の成果を出すことが求められているからです。また、偏差値や表彰など、他者と比較されることで、わかりやすく、自分の立ち位置を理解することができます。自分のものさしではなく、誰かによって定義されたものさしで、自分を見るようになります。過度に適応しようとすると、この評価がアイデンティティと紐づいてしまい、勉強を例に挙げると「偏差値が低い=私には価値がない」、「偏差値が高い=私には価値がある」という捉え方になってしまいます。
ここまでで、「自己分析の目的と効用」についてご紹介させていただきました。次回は具体的に自己分析をする方法についてご紹介させていただきます。もし内容にご興味をお持ちいただきましたら、読者登録と、シェアをお願い致します!
またこのニュースレターはテスト中ですので、こんなこと書いてほしいなどのご要望があればぜひ、ご意見ください!
お読みいただきましてありがとうございました!!
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